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閏年の「逆打ち」とは?
こんにちは~
猫大好き☆もっとちゃんです^^
さて、こないだ四国八十八ヶ所のひとつでもある
「金倉寺」に初詣に行った記事を書きましたが、
そこに気になるポスターがいっぱい貼ってありました!
『閏年は逆打ちで。』というものです。
・・・・・・・・「逆打ち」って何?
何?
気になったので調べてみました。
四国を時計回りに札所の数字を昇順に巡礼するのを順打ちといい、反時計回りに降順に巡礼するのを逆打ちという。第一番札所から巡礼を開始し、逆打ちする場合は第三番札所金泉寺から大坂峠越えで第八十八番札所大窪寺に向かうのが一般的であったといわれている。
映画『死国』では禁忌などのようにとらえられているが、順打ちよりも困難な場合が多く、ご利益が順打ちよりも大きく、順打ち3回分のご利益があると言われている。また、逆打ちだと順廻りしているお大師さんと遭遇する確率が高いので、この理由でご利益があるとも言われている。
「四国八十八箇所」フリー百科事典 ウィキペディア日本語版 最終更新 2011年12月27日 UTC
どうやら、通常のルートでお遍路に回るのが順打ち、逆が「逆打ち」ということのようですが、
「閏年は逆打ちで」、というのがどうも根拠がはっきりしませんね。
調べましたっ↓↓↓(インターネットとは便利なものです)
かつて衛門三郎という長者が、順打ちしている弘法大師さまに会うため逆に回り、
出会えた年が閏年・・・というのが一番有名なようです。(諸説あるようですが)
そもそも、遍路の道の始まりがお大師さんの足跡を辿る修行の道としてあったもの、と考えれば
順打ちで回るべきなような気がしますが、
「生まれ変われる」とか「死者に会える」とも言われている逆打ち・・・
ご利益を得るには、「順打ち」向けに整備されてる順路をあえて、
より困難なように逆に行くほうが・・・ということかな~
というかぶっちゃけ、
観光バス会社がこのへんに目をつけ、
ツアー化したために「閏年は逆打ちで」が広まったような背景もあるみたい・・・
映画『死国』の中では、
逆打ちが「札所を死んだ者の歳の数だけ巡ると死んだ者を蘇させることができる儀式」として
描かれたこともあり、なんだかぞっとするような気配も感じます・・・が
このへんは、エンターテインメントとしての脚色のようなのでご心配なく。
興味持たれた方は、ぜひDVDなどで見てみてください。
というわけで、今年は閏年!
きっと逆打ちのお遍路さん、ツアーがいっぱいのことでしょう。
以上、もっとちゃんでした!
*今回の記事に関して、はっきりした確定情報ではありません。
あくまでもっとちゃんなりの調査、認識によるものです。
よければあなたも、あなたなりの調査をして見識を深めていただければ、
きっと、「香川」が☆もっと☆面白くなりますよ^^
カテゴリ:地域情報