商店街一帯が「サブカル」で染まるイベント「第7回ときこす」が6月10日、高松常磐町商店街と周辺エリアで開催される。
「あなたが輝く場所、ここにあります!!」がキャッチフレーズの同イベント。まだ日本ではあまり知られていないサブカルチャーも積極的に取り入れ、2015年6月に始まった。第1回から500名以上を集め、毎回参加者数を伸ばしながら、前回は過去最大となる約1,000名の参加者を集め、商店街のにぎわい創出に一役買っている。
今回もコスプレを中心に、サバイバルゲーム、パフォーマンスステージ、ボードゲーム、ハンドメイドマルシェ、LARP(Live Action Roll Playing)、球体関節人形制作体験、ポーカーなどと様々な企画・ブースが設けられている。
前回初出展した「香川ポーカー倶楽部」が主催するポーカーブース。
ポーカーと言えば、ギャンブルを連想する人も多いが、頭を使うゲームとして人気のあるコンテンツで、前回は初心者がほとんどだったにも関わらず常に座席が埋まるほどの人気で、初心者プレイヤー同士がかけひきを楽しんだ。
そして、ここ最近特に勢いがあるのはLARP(Live Action Roll Playing)。
日本ではまだ認知度の低いコンテンツだが、「参加者が登場人物になりきり五感を使って冒険を体験する」というもので、自身がその世界観に入り込んだような感覚と、自分自身が考えて物語を展開していくというこれまでにない臨場感や達成感に、参加者の満足度は高い。
地元香川でLARPの普及を目指す「ダンデリオンLARP」の代表ユイエさんは、「演劇のような楽しさを多くの方に知ってもらえるよう、またテレビゲームでは味わえないリアルな感動を『体感できる』イベントを目指している」と話す。
前回のときこすでもコスプレで様々なキャラクターに扮した参加者が冒険を楽しみ、なにより「柔らかい武器を使って安全に戦う」という「演技戦闘」のトーナメントに会場はおおいに盛り上がった。
「ときこす」開催時は商店街の雰囲気が普段とガラッと180度変わる。様々な「サブカル」に触れながら、普段とは違う商店街の一面など、今まで知らなかった新しい「好き」に出会ってみてはいかがだろうか?
開催時間は10時~17時。参加費(チケット)は1,000円。一部企画は別途料金が必要。